特種のタネ 機能紙編

機能紙入門

紙のカール

紙の水分は「カール」などの紙の歪み(紙姿勢)にも影響をあたえます。

 

湿気による紙のカール

片面が乾燥、または加湿されると水分が少ない側にカール(反り)が生じます。
機械抄きの場合、繊維が縦に配列しているため、縦方向を軸としてカールします(異方性紙のカール)。
繊維の方向性が強くない紙の場合はカールが皿状に起こります(等方性紙のカール)。

表裏差による紙のカール

次のように紙の表裏に差がある場合、カールします。

・表裏に密度差がある。
・表裏の繊維配向に差がある。
・填料の分布が表裏で異なる。
・片面への塗工、フィルムやアルミ箔のような異種材料の積層。
・乾燥の程度が表裏で異なる。

そのほかカールする要因

・乾燥ムラがある
・機械的な外力によるカール
・叩解(こうかい)の影響
 叩解の進んだ原料で作られた紙は、カール性が大きくなります。
ご案内 特種製紙の「紙姿勢の良い製品」につきましては、
こちら をご覧ください。


特種製紙株式会社 営業開発本部 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-12-5 内山ビル2階 Tel:03-5209-3116